1月のオヤ教室の時間短縮について
- tukcuru
- 2021年1月11日
- 読了時間: 2分
あっという間に鏡開きですね。
今年ほど正月らしくない年はかつてなかったような気がします。
そして、年が明け緊急事態宣言が発令されました。
宣言の発令自体は遅い気もしますが・・・
オヤ教室でもこの発令を受けて、
残念ですが、歓談タイムをカットさせていただきます。
オヤ教室自体は引き続き、参加人数を減らし、継続開催させていただきます。
実際のところ、流石に大分悩みました。
ですが、講師を務めてくれるクルドのお母さんたちに確認したところ
「やりたい!」と返事が返ってきました。
「やりたい」には、いくつかの理由があります。
その一つには、開催することで、幾許かの収入が得られること。
彼女たちの家庭は、経済的にそこそこ厳しい状況に追い込まれています。
家賃が払えず、追い出されそうになっている人達や
路上生活を余儀なくされている人達に比べれば、確かにマシですが、
収入は激減しているはずです。
何故なら、昼間家庭を訪ねると、そこにはいるはずのないご主人がいます。
仕事がないのです。
仕事があっても手間賃が下がっているそうです。
クルド人の中には、公的な支援が受けられる立場にはない人も多いのが現実です。
と言う訳もあり、オヤ教室開催いたします。
ただし、本来は交流も主目的の一つであるオヤ教室ですが
歓談タイムを削ります。
みんな大好き「おやつタイム」の短縮(事実上削除?)です。
おやつは 先生方が作ってくれますので、よかったら持ち帰ってください。
一日も早く 交流ができる日が来ることを祈らずにはいられません。
そのためにも、不要不急の外出、人との接触は避けるべきなのでしょうが、
全てをシャットアウトするには無理があります。
折角、家の中に閉じこもっているだけの クルド人の女性(主にお母さん)を
外へ連れ出し、日本人受講生や、地域の人達と接点を持てるようになったのに・・・
それでも 今は我慢でしょ!?と お叱りを受けるかもしれません。
が、コロナウィルス感染拡大防止に十分な対策をとりつつ、
オヤ教室は開催いたします。
参加される皆様も、十分に感染拡大防止に注意をはらってご参加ください。

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