最近はROJI NO KOUBOU の紹介がメインになっていましたが、今回はHarikaのオンライン販売のご紹介です。
創curuでは、料理教室、オヤ教室に加え、クルドの手仕事作品をネットやマルシェを通して販売しております。
そんなHarika が只今ネットでもヤズマのセール販売をしています。
ヤズマ。。。ちょっと聞きなれない言葉ですね。
クルドのお母さん達が、お掃除やお料理をするときに頭に被っている、オヤで縁取られたスカーフの事を「ヤズマ」と言います。
もともとは、イスラム教徒の女性が髪を覆うためにしているヤズマは大切な嫁入り道具です。結婚するときに、沢山のヤズマと共に嫁いできました。
でも、日本で暮らすクルドのお母さん達は、普段から髪を覆っている方は少なく、作業の時にだけ使っている方が多いです。
そんなわけで、持ってきたけどあまり使わないヤズマ達を在日クルド人のお母さん達は沢山持っています。彼女たちが持参したヤズマの中には未使用のヤズマも沢山。
もともとは 自分の為や嫁ぐ親族や知り合いの為に こころを込めて作られたヤズマ達。
トルコの土産物屋さんにも沢山並んでいるヤズマですが、Harikaで扱うヤズマはちょっと違うストーリーを持っています。
それは、観光客にむけて作られた土産物ではなく、特定の誰かのために心を込めて作られたヤズマだと言うことです。
日本に暮らすクルドの女性たちの中には(ほとんどの女性がと言っても良いのかも。。。)日本で仕事をすることができない女性達がいます。
そんな女性達にとっては、持参したヤズマは大切な現金収入になります。
手仕事作品ですので、1枚1枚表情も違います。完璧な仕事をするのは神様だけ。と敢えて違う色のモチーフを加えるなど完璧に仕上げていない物もあります。
工房で作られる物とは違い、各家庭で作られたヤズマ達には、未使用にも関わらず糸ツレや汚れがある物も実はございます。大きな不具合のある物は引き取りをお断りしていますが、基本的には持ち込まれるヤズマたちは、買い取らせていただいています。
手仕事の品にご理解をいただいて、お買い求めいただけますようにお願いしているところです。
Harikaの商品は ネットを通じて、或いは各所で開催されるマーケットやマルシェで販売しています。
是非、様々な場所でHarikaの作品たちに出会ってください。
地元川口芝のカフェでのハンドメイドスローマーケットは毎月第一日曜日の開催です。
商店街の店舗の店先もお借りしてステキなハンドメイド作家さんが集います。
浦和駅前での市民活動夢マルシェにも昨年から参加させていただいております。
(今年は9月は出店いたしませんが、11月には出店予定)
12月3日には川越の古民家カフェでお料理とオヤで出展予定です。
映画の上映やトークイベントもあるかも♪
マーケット、マルシェ出店情報も随時アップしていきますね。
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