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執筆者の写真tukcuru

絶品バクラバを食べる会、和やかに開催できました。

6月18日雨模様の中、おかげさまをもちまして、沢山の皆さまにご参加いただき、和やかに賑やかにバクラバを作って食べる会が開催できました。ご参加くださった皆さん、お家からすべての材料を持参くださったエミネさん、ありがとうございました。 羊(ヤギも)の脂やアンテップの自家製ピスタチオなど、中々手に入れにくい材料も使って目の前であのバクラバを手作りしていただきました。


今回は敢えてレシピは作りませんでしたので、参加者の皆さんは熱心にメモを取っていらっしゃいましたが、フィロを手作りするのは材料だけの問題ではなく難しい事にため息もついていらっしゃいました。


レシピを作らず、敢えて一緒に作って食べる会としたのには、ここに理由があるのです。

お母さんから仕込まれ、ご自身でも工夫を重ねたバクラバ作りのスキルは、そう簡単には体得できないですものね。


捏ねるのはやはり床がいちばんですよね。

お行儀よく作業台の上で始めたけれど、やはり力が入らない(汗)

そう、結構な力仕事なんですよ。

余談ですが、以前パンをつくろうとしたときに、その力仕事ぶりに当時高校生だった息子の力を借り、結果彼をパン作りに引き込んだことがあります。彼は高校時代自分で捏ねて作ったベーグルをお弁当に持っていっていました。(おやつだったかもしれませんが(笑))


お店ではこの作業はきっとマシンがやってくれているのではないでしょうか。。。


私たちが唯一参加したのはこれ。薄くのばす前の生地を小さなボール状にしていきます。

ここも勿論いちいちはかりで量ったりしません。私たちがまるめたボールはエミネさんの手ばかりで調整してもらいました。

その小さなボールをあっという間に薄いフィロに仕上げていきます。


下のラインが透けて見えますね。


12枚のフィロをプレートに敷き詰めたらたっぷりとアンテップのピスタチオをサンドして、もう12枚の薄~いフィロを重ねたら、羊の脂と溶かした無縁バターをたっぷりかけて焼き上げます。

脂(バターも)の海に沈めた後に滝の様にシロップ(砂糖)をかけるんですね。(ちょっぴりの罪悪感💦)

アツアツの生地にシロップをかける音は、そんな罪悪感を押しのけて食欲が勝つ瞬間です。


焼きたて、出来立てのお手製バクラバ、美味しい事は言うまでもありませんね。

技を持つ人がここに居てこその、贅沢な瞬間を味わいました。


次回のクルドのおやつ教室は 7月2日(火)を予定しています。

次回もアンテップのピスタチオをたっぷり使ったおやつ、「カトメル」です。

是非、本場の出来立ての「カトメル」の味を体験しにいらしてくださいね。


こちらは私が初めて参加したクルド料理教室で作ってくれた「カトメル」

その手際の良さと、美味しさにすっかり虜になり教室常連から今に至るきっかけを作ったおやつでもありますね♡

ほんと、美味しいんです!そして、ほんとに素晴らしいスキルなんです‼


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